私と天使ちゃんとふがいない日々

シングルマザーのへっぽこ美術教師

子供が友だちと遊ぶということ

娘は越境している。3年後に住むマンションの近くの学校に通っている。

私は近所で友だちと過ごすほうが良いと思ったりもしているが、母の強いすすめと本人があまり友だちができないという理由で越境している。

そんなわけで娘には近くで気軽に遊べる友達がいない。

保育園のころの友だちが車で15分ぐらいのところにすんでいるのだが、そのことばかり遊びたがる。本当はもっといろいろな友だちを作ってテキトウに遊べばよいのだが、あまりオープンな性格ようだ。本人曰く引っ込み思案。というかこれも私が彼女に行ってしまったせいなのだが。

年明けに大好きな友だちと遊んで実に楽しそうだった。同じ年頃の友だちと遊ぶ姿を見ているとああこの子も「こども」なんだなと安心する。

娘とは普段朝と疲れ切った夜しか平日は会わない。土日はぐったりしていたり、買い物をしたり忙しい。そして子供はある意味すごく悲しい言い方だけど、労働力なのだ。本当に申し訳ない言い方なのだけど。。。

夕方はじめて近くのSANWAに行く。あまり品質はどうなのかわからないけれど、量が多くて二人だと食べきれないのか。種類も多かったが、娘が狙っていたポケモンカードはなくて、それで帰りはぶーたれていた。

農協に夕方行ったけど案の定品数少なく、青梗菜を買ったが、茎の方を先に炒めずに小さいフライパンで炒めて完全に失敗した。でもにんにくのみじん切りは最近うまくいくようになった。

元夫に5日に会った。

星野道夫の展示を一緒に見たけど、大して良くなかった。小説で読む内容がそのまま展示してあって、展示の仕方が野暮ったかった。高齢者がたくさん来ていた。

それよりも恵比寿のバーの風景が良かった。お正月で全くやっていなかったが、閉じられたガラス越しに見るお酒やお皿やレコードプレーヤーが村上春樹の小説のようで、茶色い暗い背景に佇んでいた。きっとここではいろいろな大人がおしゃべりしたり、音楽に耳を傾けるのだろう。そんな大人になりたかったし、そんな大人が羨ましい。

私はどうだろう、自分をあまり客観的に見れていない。よく生徒に自分を客観視しろなどと言っているが、自分はあまりにも幼くて、未熟で、自意識過剰でそのくせ欲深いので直視できない。

もっと直視すべきだと思った。ああ痛々しい。